木村草太はなぜ憲法学者に?妻との関係についても【田村淳の訊きたい放題】

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憲法学者の木村草太(きむらそうた)さんが「田村淳の訊きたい放題」にゲストとして出演されます。

積極的にメディアに登場されている木村さんですが、なぜ憲法学者になったんでしょうか?そして木村さんのことを調べていくと、奥様との関係について面白いことがわかったので一緒に見てみましょう。

木村草太さんのプロフィール

  • 誕生年 1980年(42歳)
  • 出身地 神奈川県横浜市
  • 最終学歴 東京大学法学部卒業

神奈川県立横浜緑ケ丘高等学校(2022年偏差値70)に在学中に、司法試験の一次試験に合格しています。
※現在は一次試験→予備試験ですが、合格率はなんと4.2%(2022年)という超難関試験

2022年現在は、 東京都立大学大学院法学政治学研究科法学政治学専攻・法学部法学科法律学コースの教授です。

木村草太さんはなぜ憲法学者に?

大学卒業後順調に憲法学者の道を歩んでいる木村草太さんですが、そもそもなぜ憲法学者になろうと思ったのでしょうか?

中学生の時にたまたま本屋さんで『日本国憲法』を見て、おもしろいと思ったそうです。

※1982年発行・販売部数90万部を超えるロングセラー本


なぜおもしろいと思ったのかというと、木村さんの生い立ちと関係がありました。

子供の頃から周りとは違う言動が多かったため、「なぜみんなと合わせられないんだ」と言われることが多く息苦しさを感じていたそうです。

そんな時に日本国憲法の第三章「思想及び良心の自由」「学問の自由」という自由権規定を読み、自分らしく生きることを肯定されたような気がしたんだとか。

最初は、憲法学者より門戸が開かれている裁判官や弁護士になるために司法試験の勉強をしましたが面白いとは感じず、学術論文を読むほうが楽しかったのでやはり学者になろうと心に決めました。

生き辛さを感じた時に憲法を読んで救われるなんて、賢い人は子供の頃から思考回路が違うんだなぁと思いました。わたしが中学生の時だったら憲法を読んでも半分も理解できなかったと思います。

木村草太さんと奥様との関係

なんと木村さんは奥様から離婚をほのめかされたそうです。どうしてなんでしょうか?

木村さんは東京大学のゼミの先輩だった奥様と結婚します。

初めてのお子さんが生まれ2か月ほど経った時、奥様から『ある結婚の風景』(スウェーデン映画)という映画を観たという話しをされます。それはある夫婦が離婚するお話しだったそうですが、それを観た奥様は「最初の子どもが生まれて数カ月で離婚を考えるというのは、すごく普通のことなんだと感じた」とおっしゃったそうです。

それを聞いた木村さんは、奥様は離婚を視野に入れていると感じ、これまでの生活を改める決意をしたんだとか。

それからは今まで以上に積極的に家事・育児に参加するようになります。

ただ、家事の時間を増やすのはスタートラインだと思っておかないと、男性がいばるための免罪符になってしまう。やった上で、どこまで子どもの話を聞いているか、妻と目が合うか。そういうことが、家庭生活をちゃんとやれているということではないでしょうか。心が大事だと思っています。

朝日新聞DIGITL

素敵な心掛けですよね。

そして家庭生活に深く根付くと、本業の研究にも影響が出てきたそうです。

生活と結びつかない議論はあまり面白くないという考えに変わってきたんだとか。

木村さんは学者になった頭脳明晰な方ですが、奥様の主張をちゃんと受け入れる柔軟な感性も持っておられるなんて、本当に素晴らしいと思います。

考え方も時代に合わせアップデートしていて、そんな方が憲法のことを分かりやすく教えてくれるのですから、聞いているわたしたちも受け入れやすいですね。

まとめ

木村草太さんは子供の頃の生き辛さがきっかけで憲法に興味を持ち、学術論文を読むことが好きになり狭き門である憲法学者を目指しました。

今は、すべての国民に関わる法律である憲法を分かりやすく伝えるために、執筆活動やテレビ出演を積極的にされています。

田村淳の訊きたい放題」では引き下げられた生活保護基準について解説されるようです。分かり易いお話を期待したいですね!

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