DJ・プロデューサーのNight Tempo(ナイト・テンポ)さんが「おげんさんといっしょ」にスペシャルゲストとして登場されます。
わたしはNight Tempoさんを初めて知りました。昭和歌謡やシティポップをアレンジしている方で、クラブシーンでは大人気だそうです。フジロックフェスティバルにも出演しているとか。韓国の方なのに、なぜ日本の音楽をプロデュースしているのか気になったので詳しく調べてみました。
Night Tempoさんのプロフィール
- 本名 非公開
- Night Tempoの漢字表記 夜韻
- Night Tempoの朝鮮語表記 나이트템포
- 誕生年 1986年(36歳)
- 出身 韓国
プログラマーとしてアプリ開発の仕事をしていましたが、2017年に会社を辞めて、大好きな音楽を本格的にやってみようと思ったそうです。
自分が好きな昭和歌謡を、“新しいもの”として聴いてほしいと思い、制作した作品をネットにあげたところバズりました。
竹内まりや『Plastic Love』 (Night Tempo Edit)
Night Tempoプロデュースのジャパニーズ・シティポップは、日本よりも世界から熱く受け入れられているようです。
Night Tempoさんのツイッターには、アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルスのクラブ“The Novo”で泰葉さんの「フライディ・チャイナタウン」をかけているところがツイートされています。
昭和の音楽でLAの2000人が合唱する不思議な世界線に僕らは生きています。 pic.twitter.com/YSjlwzT0xL
— Night Tempo 夜韻 (@nighttempo) November 21, 2021
2000人超の観客が大盛り上がりする様子がわかりますね。
Night Tempoさんが現代風にアレンジした日本の歌謡曲は、当時を知らない若い世代にとって「オシャレで格好いい」音楽になっているようです。そして40代、50代は懐かしい思いで受け入れるんだとか。
Night Tempoさんはなぜ昭和歌謡やシティポップが好きなのか?
Night Tempoさんは韓国生まれですが、日常の中に日本の文化があるのが当たり前でした。ファッションや家電、アニメなどが幼い頃から普通に周りにあったそうです。
小学生の時に、貿易の仕事をしていたお父様からCDウォークマンをプレゼントされ、たまたまその中に入っていたCDが中山美穂さんの『Catch Me』でした。
※Night Tempo Showa Groove Mix
この曲を聴いたことがきっかけで、日本の歌謡曲にのめりこんでいきました。
Night Tempoさんの音楽
2019年に、昭和の名曲を現代にアップデートする『昭和グルーヴ』シリーズを発表。
Wink、杏里、1986オメガトライブ、斉藤由貴、松原みき、菊池桃子、八神純子などのアーティストの曲をリエディット(オープンリールテープを用いて、そのテープを物理的に切り刻んで再び貼り合わせることで既存の曲の構成を新たに作り替える手法)しリリースしています。
Wink『淋しい熱帯魚』
杏里『Windy Summer』
懐かしいようで新鮮な曲に聴こえますね。Night Tempoさんのアレンジが素晴らしいのでしょう!
また、2019年・2022年にフジロックフェスティバルに出演しています。
今年のフジロック、出演が決まってしまった..!!!
— Night Tempo 夜韻 (@nighttempo) April 1, 2022
最高のパフォーマンスをするしかないですね。
頑張ります。#フジロック #fujirock pic.twitter.com/HCNoFdyCkI
世界的にも知名度が上がってきているNight Tempoさん、これからの作品にも大注目ですね!
まとめ
幼い頃から日本の文化が好きで日本のアイドルの曲を聴いた時にはまってしまい、一旦就職するも音楽に対する熱い想いが捨てきれず会社を辞めて活動したところ、ネットを中心に人気が出たNight Tempoさん。
番組では藤井隆さん演じる“隆子”とパフォーマンスを披露してくれるようですよ。
「おげんさんといっしょ」ではどんなDJっぷりを見せてくれるのでしょうか?楽しみですね!