ダヤンの絵本で知られる絵本作家の池田あきこ(いけだあきこ)さんが「ネコメンタリー 猫も、杓子(しゃくし)も。」に出演されます。
猫のダヤンが主人公の絵本を描いておられる池田さんにぴったりの番組ですね!
ダヤンの絵本は知っていましたが作者である池田さんのことはよく知らないので、経歴を調べてみました。するとダヤンの世界を表現した美術館まであったんです!
面白そうなので、一緒に見てみましょう。
池田あきこさんの経歴
- 本名 池田 晶子(いけだあきこ)
- 誕生年 1950年(72歳)
- 出身地 東京都武蔵野市吉祥寺
- 最終学歴 青山学院短期大学国文科卒業
祖母と父母、兄・妹の6人家族で育ちます。父が国鉄(現JR)の職員だったため引っ越しを頻繁にしたそうですが、新しいところへ行くのは好きで期待やワクワク感があったとか。
子供の頃は体が弱く本ばかり読んでいて、本が大好きでした。特にグリム童話などの外国のお話を好んでいたようです。
短大を卒業後OLとして働いていましたが、勤めることがつらくて仕方なくなり、自分の好きなことを仕事にしたいと働きながらデザイン学校に通いました。学校は合わなくて辞めましたが、そこで出会った男性と結婚します。
その後会社を辞めて、創作をしたいと革細工の作品を作るようになり、路上で販売したりもしました。そして革細工教室をしていた母と工房を立ち上げます。
1976年に革工房の名称を『わちふぃーるど』とし、メーカーとしてデビューすることになりました。
1983年には自由が丘にお店を開店し、店のシンボルマークとして猫のダヤンが誕生。
ダヤンの物語を創作し出版社に売り込みした結果、1988年にほるぷ出版から初めての絵本である『ダヤンのおいしいゆめ』が出版されます。
その後も意欲的に創作活動をし、2022年現在までたくさんの画集や絵本などを出版されています。
好きなことをしたいという熱意がスゴイですね。池田さんの経歴を見ると、合わない辛いことを続けるよりも、自分のエネルギーをつぎ込めることをするほうが上手くいくのかもしれないと思いました。
ダヤンの世界が美術館に!
河口湖木ノ花美術館は、わちふぃーるどの世界のダヤンの住む町タシルの街にある、タシールエニット博物館を模して建てられました。
ダヤンの物語を五感で感じられる美術館で、富士山と河口湖という恵まれた自然の中にあります。
河口湖木ノ花美術館
- 住所:山梨県南都留郡富士河口湖町河口3026-1
- 電話番号:0555‐76‐6789
- 営業時間:10:00~17:00
- ホームページ:http://www.konohana-muse.com/index.html
ダヤンの不思議ワールドを体感したいなら、ぜひ行ってみたいですね!
美術館まで作られるということは、それだけ日本中で愛されている絵本だということですよね。素敵です。
まとめ
絵本作家の池田あきこさんは、創作したいという強い熱意がありそれを実現させるために努力した結果、わちふぃーるどという会社を立ち上げ絵本を出版し美術館まで建てられました。
そんな池田あきこさんの創るキャラクター・猫のダヤンのモデルは飼い猫だったんです。
今も二匹の猫と暮らす池田さんのことがわかる「ネコメンタリー 猫も、杓子(しゃくし)も。」が楽しみですね。