「ネコメンタリー 猫も、杓子(しゃくし)も。」に登場する児童文学作家の岡田貴久子さんの娘さんは、詩人の草間小鳥子(くさまことりこ)さんです。
児童文学賞を受賞しており、他分野の著名人とユニットを組んで活動もされています。
さらに調べてみると、過去にはラジオパーソナリティーやテレビキャスターの仕事をされていたこともあるようです。
どんな経緯で詩人になったんでしょうか?一緒に見てみましょう。
草間小鳥子さんのプロフィール
- 生年月日 1987年8月24日(35歳)
- 出身地 神奈川県横浜市
- 最終学歴 日本女子大学文学部英文科 卒業
児童文学家である母の影響で幼い頃からたくさんの本を読みました。
日本女子大学付属中学・高校では国語教育に力を入れており、そこで学んだことが現在の活動を礎(いしずえ)になっているそうです。
高校在学中からラジオパーソナリティーとして活動を始めて、2006年には横浜観光親善大使(ミス横浜)に選ばれました。
2008年には、BS朝日の学生キャスターとしてBSやCSの生放送ニュースに出演します。
2013年、CanCam新世代モデルセミファイナリストに選出。
大学卒業後は映像プロデューサーとして働いていましたが、過労によるうつ病を患い退職を余儀なくされます。
そして休養をしていましたが、長い文章は読むことができなかったために金子みすゞの詩集を手に取ったことから、自分でも書いてみようと思い立ったそうです。
若い頃から意欲的に色んな活動をされていて、とても積極的な方ですね。でも、病気が転機になり創作の道を進むことになったようで、本当に人生って何が起こるかわかりません。
草間小鳥子さんの詩人としての活動
2013年から詩を書き始めた草間小鳥子さん。「現代詩手帖」に投稿し、何度も受賞します。
詩の創作活動を続けるうちに児童文学作品も書いてみようと思い立ち、『ズッコケ三人組』の作者である那須正幹さんに作品を読んでほしくて第14回北日本児童文学賞に応募し、『座布団いちまい!』で最優秀賞を受賞しました。
2018年には月刊誌「詩と思想」の新人賞を受賞し、2020年に待望の詩集『あの日、水の森で』が出版されます。ちなみに、詩集の商業出版は非常に狭き門だそうです。
さらには、女優の女優の熊谷弥香さん・音楽家の茂野雅道さんとともに、ポエトリーリーディングユニット「Poetic Mica Drops(ポエティック・ミカ・ドロップス)」として活動を開始。
2021年には映像作家の宮嶋風花さんとのコラボレーションで、ポエトリーリーディングドラマ『今日、京都ミカと猫。』がLINE NEWS 「VISION」より配信さています。
時代の流れに合わせて活動されていますし、結婚・育児を経験されていてそれがまた創作につながっているのかもしれませんね。
まとめ
幼い頃から本に囲まれて育ち、国語教育が充実している学校に進学し文章力などを磨いてきた草間小鳥子さん。学生時代からマスコミ関連の仕事に関わり積極的に活動してきましたが、病気を経験したことで創作活動の扉が開きました。
数々の賞を受賞し、詩や児童文学の創作を行っておられます。
「ネコメンタリー 猫も、杓子(しゃくし)も。」では、母の岡田貴久子さんと8匹の飼い猫のことが描かれますが、草間小鳥子さんが書き下ろした詩が朗読されます。楽しみですね。
池田あきこさん回、「MOE」で馴染みのあるキャラクターだったのでおもしろくみました。
— 草間小鳥子 (@eureka1328) October 19, 2022
来週の #ネコメンタリー は、母の岡田貴久子と実家の8匹の猫たちが出演。わたしも、書き下ろしの詩で参加🐈
エッセイと詩を朗読してくださるのは、#のん さんです。
うちの猫かわいい!https://t.co/hzb71tp8JP