結城真一郎は兼業ミステリ作家。サッカーで活躍し東大卒のエリート!【ボクらの時代】

小説家

ボクらの時代」に小説家の結城真一郎(ゆうきしんいちろう)さんが出演されます。

#拡散希望』が第74回日本推理作家協会賞を受賞し、2022年の今年には第22回本格ミステリ大賞にノミネートされるなど、いま話題沸騰中の作家さんですね。

※『#拡散希望』が収録されている書籍『#真相をお話しします』


結城真一郎さんは、会社員をしながら小説家としても活動する“兼業ミステリ作家”ですが、実は開成中学・高校でサッカーに励み、東大を卒業したエリートなんです。

詳しく見てみましょう。

開成中学・高校でサッカー選手だった

結城真一郎さんは、教育熱心な両親の方針で中学受験をすることになります。開成の名物行事“運動会”を見て魅了され、開成中学校に進学しました。

そしてサッカー部に入り、部活に青春を注ぎ込んだのです。高校時代は俊足の大型(高身長)フォワードとして活躍していたようですよ。

結城さんは運動会や文化祭などのイベントに全力投球するタイプで、目立ちたがり屋だとか。実際、運動会では団長を務めたこともあるとのこと。

そんな活動的な結城さんですが、読書もよくしていたようで、特に試験前に集中して読んでいたみたいです(笑)

かなり充実した学生生活を送っていたんですね。まさに文武両道で素晴らしいです。

東大卒のエリート

東京大学を受験すると決めたのは、なんとなく周りに流されてのことだそうです。現役での受験は失敗してしまい、浪人生活を送ることになります。

それから心機一転、勉強法を変えて挑み見事に法学部に合格しました。

在学中にビジネス交渉を学ぶゼミで話術を磨き、企業の代理人を想定して、事案発生時に契約書を基にどちらの企業に責任があるかを競い合うディベートで、大学対抗の全国大会に出場し優勝したことも。

開成中学・高校から東大というエリートコースを歩んだ結城さん。通常は官僚などを目指すところですが、子供の頃からの夢だった小説家になる道を選びます。しかも、会社員との二足の草鞋を履く道を選択しました。

凄すぎて、いったい頭の中がどうなってるのか覗いてみたいですね!

結城真一郎さんは兼業ミステリ作家

大学を卒業し、一般企業に就職した結城さん。小説家を目指す決意をしたのは大学に在学中だったようですが、なぜ就職を選んだのでしょうか?

「実際に社会に出て働くことでしか出会わない人がいて、経験できないことがあって、何か理不尽なことであっても創作に生きるだろうなという予感があったので、いったん就職してインプットしつつ作家デビューできればという方向を考えました」

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と、インタビューでは答えています。

働きながら土日や仕事が終わった後に作品を書いては地道に投稿を続け、2018年に「名もなき星の哀歌」で第5回新潮ミステリー大賞を受賞します。翌年28歳の時にデビューし、2022年現在も兼業を続けているそうです。


わたしだったら、平日働きながら休みの日もコツコツと積み重ねていくのは諦めていたと思います。

才能もあるのでしょうが、結城さんは努力家なんですね。

まとめ

開成中学・高校で青春を謳歌した結城真一郎さん。一浪し東大法学部に進み、一般企業に就職しながら小説を書くという兼業を選択したわけですが、見事に成し遂げていらっしゃいます。

そんな有言実行の結城さんが、「ボクらの時代」で同じくアラサーの小説家お二人とどんなお話しをされるのでしょうか?楽しみですね!

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