わたしたちにいつも分かりやすくお魚のことを教えてくれる“お魚博士”のタレント・さかなクン。
実はすごい経歴の持ち主であることをご存じですか?さらに誰からも愛されるキャラクターのさかなクンですが、人柄がわかるエピソードも調べてみました。
さかなクンのプロフィール
- 生年月日 1975年8月6日(46歳)
- 本名 宮澤 正之(みやざわまさゆき)
- 出身地 東京都→千葉県館山市
- 役職 東京海洋大学名誉博士・客員教授
高校三年生の時にバラエティ番組『TVチャンピオン』の「第3回全国魚通選手権」で準優勝し、その後同番組で5連覇を成し遂げました。正解すると、子供のように元気に飛び跳ねながら甲高い声で明るく喋る姿で人気を博したそうです。
専門学校を卒業後は魚関連のアルバイトを転々としていましたが、寿司屋で働いてきた時に魚のイラストを描いたところそれを見た他店舗や企業からイラストの依頼が来るようになり、アルバイトをしながらイラストレーターとしての仕事も始めます。
確かにこのクオリティーなら、お仕事としての依頼が来るのも納得です。
テレビのドキュメンタリー番組に出演したところ、芸能事務所の社長の目に留まりイラストレーターとしての活動をサポートしてもらえるようになります。
2001年頃からバラエティ番組『どうぶつ奇想天外』などに出演するようになり、タレントとしての活動を広げていきました。
さかなクンの経歴がすごい!
さかなクンは幼少期から海の生き物が大好きで、毎日のように水族館に通い水槽の魚たちを眺めていたそうです。
中学三年生の時には学校で飼育されているカブトガニの人工ふ化に成功し、非常に珍しかったので新聞にも取り上げられました。
2010年にはクニマスのイラストを担当した際に、絶滅したとされていた西湖(山梨県・富士五湖のひとつ)のクニマス発見に大きく貢献します。
そしてこの功績を、当時の天皇様(現上皇様)が名指しで感謝の意を述べられました。天皇様が日本国民一個人の名前をあげ、このような意を伝えることは極めて稀有なことだそうです。
2012年には海に関する研究や啓蒙活動に貢献した「海洋立国推進功労者」として、内閣総理大臣賞を受賞しました。
2020年、水産資源の管理などについて意見陳述をするため国会に参考人として出席した際には、お馴染みのハコフグ帽子を被ることを特例で認められます。これは極めて異例なことで、ニュースにもなったほどです。
この他にも様々な功績を残しているさかなクン。好きこそものの上手なれとは言いますが、お魚への愛情でここまでのことを成し遂げてきたのはもうアッパレ!としか言いようがないですね。
さかなクンの愛される人柄
さかなクンは大変な功績をたくさん成し遂げてきた経歴の持ち主ですが、その愛すべきキャラクターがあるからこそ、ここまでの人気者になったのでしょう。
YouTubeチャンネル“さかなクンちゃんねる”でお魚の解説をしてくれていますが、専門用語などはほとんど使わずわかりやすい言葉で説明してくれます。
お魚たちに対する愛情はもちろん、わたしたち視聴者にも気遣いをしてくれていて、優しさが伝わってきます。
2017年にフェイスブックで謝罪文を掲載したさかなクン。自身が出演した番組内でのミスを謝りました。
自分が犯したミスではないのに直筆で丁寧に謝罪しているところから、その誠実な人柄が伝わってきますね。
優しくて丁寧で誠実なさかなクン。そんな彼の話してくれるお魚の話はつい聞き入ってしまいます。
これからも多方面で活躍し続けて欲しいですね!
まとめ
大きな功績をたくさん残し、すごい経歴の持ち主であるさかなクンは、人柄も素敵で愛されるキャラクターです。
そんなさかなクンが「ロコだけが知っている」にゲスト出演されます。魚にまつわるお出かけスポットを紹介してくれるそうです。とても楽しみですね!